私は、患者様の健全な口腔を保つホームドクターを目指して、平成元年に当地で開院いたしました。
　人生100年時代を迎えようとしている今、健康寿命をいかに伸ばすかが課題となっています。そのためには「よく噛んで」口から栄養を摂ることが必要であるとされています。 「よく噛むこと」は肥満防止、認知症の防止、記憶力の向上、さらには癌を予防しストレスの解消にもなるという効用があり、人間の体を守る様々なパワーがあることが科学的に 明らかになってきました。
　歯を1本でも失うと、噛むこと、見た目の美しさ、発音に支障をきたします。歯を失う2大疾患である虫歯と歯周病は「生活習慣病」と呼ばれています。つまり、糖尿病や高血圧 などとその根源は同じです。虫歯や歯周病の原因といわれている歯垢を取り除くブラッシングは予防の基本ですし、その後の治療も重要ですが、現代食を見直し、自然治癒力を 向上させることも重要です。健康への近道は、お口の中の習慣に気づき、それを改善することだと考えます。
　当院では、安心安全を第一に患者様一人一人に即したきめ細やかな診療を行っています。技術面ではベテラン技工士による院内技工（一部外注）を行い、予防・メンテナンスは、 歯科衛生士を中心に受付や歯科助手も含めたチームプレーを行っています。納得して治療を受けていただくため、わかりやすい説明を心がけていますので、お困りのことや不明な 点等ございましたら、お気軽にご相談ください。

　なお、現代食と口腔および全身の健康に関しては、1939年出版のW・Aプライス博士の「食生活と身体の退化」に詳しく、以下を参照されたい
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